宝新の日常

 　　2021年6月24日に生まれた宝新（バウシン）はパンダ基地の月の出産室の2021年生の班長だ。活発で逞しくて、生き生きとしている若い宝新は多彩な日々を暮らしている。

ボトルミルクを飲んで、うれしくてたまらない。

 

　　幼い頃や亜成年のパンダには、飼育員は母乳のほか、栄養需要を満たすために粉ミルクも提供する。パンダはおよそ一歳半から二歳前後で離乳する。

 

　　日常の二つ：木を上る

 

　　木の上の宝新は目がきらきらで、紳士のように穏やかでやさしい。

 

 

 瞳が明るくて澄んでいる。

 

　　パンダは生まれつきの高度近視で、視覚能力が限られているので、青色と緑だけ見分けられる。

 

　　日常の三つ：歩く

 

　　風が吹く、葉が落ちる。金色の葉が褐色の土に溶け込むと、自然界の新たな生命が滋養される。土の上で、宝新が幼い足取りで、パンダの一生のすべての一歩をちゃんと歩いてみる。

 

 

一歩一歩着実に進む。

 

　　ジャイアントパンダはシンボル的な内またの歩き方で、八百万年の風雨を乗り越えてきた。

 

　　日常の四つ：ぼんやりする

 

　　宝新はぼんやりすることを決めた時、頼れる壁だけが必要で、すぐすべての悩みが忘れられる。

 

一枚の壁、ひとりの後ろ姿、一回のぼんやりすること

　　

　　これらは宝新の日常だ。もし可愛い宝新が好きなら、成都のパンダ基地に見に来てくださいね。